ジャニーズWESTの小瀧望が2月25日、都内で行われた「第28回読売演劇大賞」(読売新聞社主催、日本テレビ放送網後援)の贈賞式に出席。舞台「エレファント・マン」の演技が評価され、杉村春子賞と優秀男優賞を受賞した。
杉村春子賞で1度目の登壇
「始めに、杉村春子賞の贈賞です。この賞は、文学座の協力により杉村さんの業績を讃え、
— 読売演劇大賞 (@pr_theatrical) February 25, 2021
年間に活躍した新人を対象にした賞です。プレゼンターは昨年度、杉村春子賞を受された菅田将暉さんにお願いします」
菅田将暉さん「去年、受賞させていただきまして、栗山さんと挑んだカリギュラという作品が宝物になった瞬間の受賞式でした」
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それでは贈賞に移ります。杉村春子賞は、世田谷パブリックシアター/東京グローブ座 「エレファントマン」のジョン・メリック役の演技で受賞されました小瀧望さんです。
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小瀧さんはジャニーズWESTのメンバーとして2014年にデビュー。15年に舞台「MORSE―モールス―」で初主演。今回は5年ぶり、2度目の舞台主演となりました。19世紀のロンドンで、外見から「エレファント・マン」と呼ばれ、見世物小屋に立たされていた青年ジョン・メリックという難役に挑みました
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(続き)184センチの長身をゆがめ、呼吸するのも苦しそうな体勢を取りながら、知性を感じさせる演技で俳優としての新境地を見せました
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「小瀧さんには、菅田さんから佐藤忠良製作のブロンズ像『蒼穹』と副賞100万円が贈られます」
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小瀧望さんです!
小瀧望のスピーチ
【小瀧さんのスピーチ①】
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はじめまして、ジャニーズWESTの小瀧と申します。
この度は本当に、このような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。胸も、自分自身も今、いっぱいいっぱいになっております。この作品のお話をいただいたのがちょうど1年前でして、
【小瀧さん②】その時はまさか、このような素晴らしい舞台に立てるとは思ってもおらず、本当に胸がいっぱいです。僕自身、5年ぶりの舞台だったんので、始まる前から、不安と緊張でいっぱいでしたが、演出の森新太郎さんをはじめ、スタッフのみなさま、そして、キャストのみなさまに
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【小瀧さん③】支えられ、助けられ、導かれて、走りきることができました。
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このエレファント・マンという歴史的な作品は、僕の人生において、かけがえのない財産になると感じておりました。それくらい、美しく、儚く、切なく、悲しくもあり、それでいて愛にあふれている作品でした
【小瀧さん④】俳優として、ジョン・メリックを演じれたこと、この作品に出会えたことにとても感謝しております。ジョンメリック、そしてエレファントマンという作品が、長く語り継がれ、これからも上演され続けることを願っています。
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【小瀧さん⑤】
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この作品に関わって下さった全てのみなさまに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
(終わり)
スタッフの目に映った小瀧望
【小瀧さんの様子①】
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到着されると、緊張した面持ちで控室へ向かった小瀧さん。フリルが施されたシャツにキリッとしたタキシード姿で、関係者の皆さんに笑顔を見せていました。式では、名前が呼ばれると、真剣な表情で壇上に向かい、菅田将暉さんに深くお辞儀。会場を見渡しながらお話されました。
【小瀧さんの様子②】
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かみしめるように、一言一言をじっくり語る姿が印象的でした。そして、席に戻ると、緊張が少し和らいだのか、ホッとしたような笑みを浮かべた小瀧さん。同じテーブルの方々も笑顔で応えていました。(おわり) pic.twitter.com/nHUhIAkCbx
優秀男優賞で2度目の登壇
優秀男優賞、続いて
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世田谷パブリックシアター/東京グローブ座 「エレファントマン」の
ジョン・メリック役の演技で受賞されました
小瀧望さんです。
小瀧さん、本日2度目の登壇!
長身の城田さん、小瀧さんが並ぶと壮観ですね!
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小瀧くん以外で優秀男優賞を受賞されたのは、大谷亮介さん、片岡仁左衛門さん、城田優さん。
最優秀男優賞は、山崎一さんが受賞されました。
また、ジャニーズ事務所からは俳優の岡本健一も読売演劇大賞の贈賞式に出席。
2009年から新国立劇場で上演されてきたシェークスピア歴史劇シリーズの最終作である主演舞台『リチャード二世』が最優秀作品賞に選出されたことを受け、「12年間の集大成だったので、やる前から絶対に良い作品にしたいと思っていました。みんなで獲った作品賞なので、みんなと分かち合いたい」と喜びを語った。