ジャニーズ事務所のSNS戦略が加速化しています。
YouTube、Twitter、Instagramなどに続き、ショートムービーアプリ『TikTok』にもジャニーズニーズ公式アカウントが続々と誕生しています。
ジャニーズ公式アカウント
(2022年7月7日現在)
嵐 | arashi_5_official |
関ジャニ∞ | 関ジャニ∞ / INFINITY RECORDS |
A.B.C-Z | A.B.C-Z / Z PROJECT |
ジャニーズWEST | ジャニーズWEST / JE_Record 公式 |
King & Prince | King & Prince_J Universe |
なにわ男子 | なにわ男子 / J Storm |
ジャニーズアーティストで最初にTikTokアカウントを開設したのは嵐(2019年にYouTube、Twitter、Instagram、weiboなどと同時開設)。
以降、2021年になにわ男子がアカウントを開設するまでは、ジャニーズ事務所は積極的に参入する気配を見せませんでした。
潮目が変わったのは、なにわ男子のデビューシングル『初心LOVE(うぶらぶ)』が2021年10月20日よりTikTokで『初心LOVE #うぶらぶダンス ver.』と『初心LOVE フォトモーション ver.』の2パターンで配信された時。
道枝駿佑くんが主演を務めるドラマの主題歌だったこともあり、テレビ朝日オシドラサタデー「消えた初恋」公式TikTokアカウントが、ハッシュタグチャレンジ「#うぶらぶダンス」を開催し、道枝くんやW主演を務めるSnow Man目黒蓮くん他ドラマキャストの投稿がTikTokで多数再生され、配信開始から37日後の11月25日には国内アーティスト最速で5億回再生突破という記録を打ち立てました。
また、2022年6月15日にTikTok公式アカウントを開設したKing & Princeは、4th ALBUM「Made in」のリード曲『ichiban』でハッシュタグチャレンジ「#ichiban」を開催。
6月15日の配信開始から13日後には国内アーティスト最速で3億回再生を突破するという記録を生んでいます。
バンドスタイルのアーティストとは異なり、ダンスが武器のジャニーズアーティストはユーザーが真似をして踊ったりされるケースも多く、TikTokの相性は抜群。
7月6日公開されたBillboard JAPANの「TikTok Weekly Top 20」には、ジャニーズアーティストの楽曲が3曲ランクインしています。
【今週のTikTokソング・チャート“TikTok Weekly Top 20”】
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) July 6, 2022
1位 水曜日のカンパネラ
2位 ぼっちぼろまる
3位 なにわ男子
4位 King & Prince
5位 SEKAI NO OWARI
6位 PAIN
7位 A.B.C-Z
8位 NAYEON
9位 YOAKE
10位 有華https://t.co/p4y9ctq1KE pic.twitter.com/mVVKoosHjU
ジャニーズファンの中には、TikTokに否定的な意見を持たれる方も少なくないようですが、ジャニーズに興味がない層にアピールする効果を期待して、今後もジャニーズ事務所は戦略の一つとして、積極的に運用していくのではないでしょうか。