韓国が旭日旗をめぐって、また大騒ぎをしている。
英国ポップスターのアデルの独コンサートに旭日旗登場…韓国ファン「失望」
英国ポップスターのアデルのコンサート場に旭日旗が登場した。
アデルは2日(現地時間)、ドイツ・ミュンヘンの特設スタジアムで単独コンサートを開催した。ここで10回にわたって大規模公演が行われて観客約75万人が動員される予定だ。
アデルのドイツコンサートは全長220メートルの巨大野外スクリーンでギネスブック搭載を目標にしていて話題になっていた。しかし超大型野外スクリーンに旭日旗が登場して韓国ファンは失望した。
公演初日、アデルはヒット曲『Rumor has it』を熱唱して現地ファンの熱い反応を引き出した。しかしアデルのステージの背景である超大型LEDスクリーンに旭日旗模様が登場した。旭日旗は日本が侵略戦争を行った第2次世界大戦期間中に使用した戦犯旗だ。日本軍国主義を象徴する模様だ。
該当の公演動画は各種SNSなどオンラインに拡散した。これを韓国ファンは「ナチスの模様も一緒に流すし無知だ、本当に」「ドイツの人々は旭日旗が何か知っているはずなのに抗議しないのか」「狂ったのか」「あれが戦犯旗の模様であることを知らなかったとしても全然美しくない。なぜ使用するのか分からない」などの反応を示した。 ア
デルは『HELLO』『ROLLING IN THE DEEP』などの多くのヒット曲を持ち、世界に多くのファンを抱えている。
「旭日旗」=「戦犯旗」という考え方は、韓国人YouTuber「箱バン金さん」によると2012年に生まれたとの事。
箱バン金さんの動画「韓国の旭日旗アレルギーはいつから?」より(抜粋)
◆基礎知識
・韓国が旭日旗を認識し始めたのは2000年8月からで、それまでほとんどの韓国人は旭日旗が何なのか、どんな形をしているのか知らなかった
・2004年の記事でも旭日旗が日本海軍の旗として認められていることを伝えている
・2011年、サッカーアジアンカップ日韓戦で韓国のキ・ソンヨン選手がゴールを決めた後、(日本人を馬鹿にする)猿のパフォーマンスを行い問題に
・キ・ソンヨン本人は「日本側の客席にある旭日旗を見てこういったパフォーマンスをやった」と弁明
・当時の韓国の記事では、旭日旗について説明(韓国人がこの旗についてほとんど知識がなかったことが分かる)
◆旭日旗が戦犯旗にすりかわる事件
・2012年8月10日、李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島を訪問
・2日後の8月12日、ロンドンオリンピックのサッカー銅メダル決定戦で日本と韓国が試合を行い韓国が勝利
・韓国のパク・ジョンウ選手が「独島(竹島)は我々の領土である」というボードを持ったセレモニーを行う
・IOCから政治的パフォーマンスだとみなされメダルの授与式に参加できなくなる
・韓国メディアがパク・ジョンウ選手を擁護するために「日本の応援団はIOCが持ち込みを禁じた旗を出して応援した。太平洋戦争で日本から被害を受けた国なら否定するであろう旭日旗を持って応援した。過去の日帝侵略軍がこの旗を使用した。よってアジアではこの旗を戦犯旗と呼んだりする」と報道
※注意
・IOCは旭日旗の持ち込みを禁じていない
・アジアで旭日旗は「戦犯旗」と呼ばれていない
・戦犯旗という単語は韓国のメディアが生み出した新語
「戦犯旗」という言葉が誕生する以前は、韓国企業やアーティストも旭日旗のデザインを普通に取り入れ、広告やグッズに使用している。
◆HYUNDAIの広告
◆GalaxyのCM
◆Psyのグッズ
画像引用:X(旧Twitter)