Snow Man・佐久間大介が声優初主演を務める『白蛇:縁起』は「白蛇伝」の前世の物語 2019年に限定公開された際の評判は?

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Snow Man佐久間大介と人気声優・三森すずこが、中米共同制作のフル3DCGアニメ映画『白蛇:縁起』日本語吹替版(2021年夏公開)でW主演を務めることが発表された。

「白蛇:縁起」ってどんな作品?

  

本作は、中国古代の四大民間伝説の1つとされる「白蛇伝」をフル3DCGでアニメ化した中国製の劇場アニメーション。

「白蛇伝」のヒロインである白蛇の化身・白娘(パイニャン)が、その恋人・許仙(シュウセン)と出会う前世の物語を描く。

  

佐久間大介さんが声を担当するのは、許仙の前世・宣(セン)です。

ちなみに「白蛇伝」は、1958年に東映動画(東映アニメーションの前身)が制作した日本初のオールカラー長編劇場用アニメーションで、NHK連続テレビ小説「なつぞら」で主人公・なつが携わったアニメ作品「白蛇姫」のモデルとしても使われている。

  

  

2019年に限定公開された際の感想

  

おなじみ「白蛇伝」を、中米合作でCGアニメーション化した作品。
とは言っても、よく知られた話そのまんまではなく、かなり現代的なアレンジを効かせている。
基本的には元の話に繋がるビギニング的な作りなのだけど、エンタメ要素がこれでもかと盛られている。

カラフルな山水画のようなビジュアルは魅力的で、冒険ファンタジーとして上々の出来。
キャラクターとしては主人公カップルも魅力的だが、ツンデレの中国版阿修羅男爵こと宝青坊の化け狐ちゃんが最高。
犬のハラマキもコミックリリーフでいい味出している。
これだけ面白いんだから限定上映は勿体無いな。

「白蛇伝」の白娘&許仙、前世での恋物語。

もっと民話ぽいのを想像してたけど、現代エンタメが詰まってて誰が観てもとっつきやすい。
でも情景美術はまさに古代中国という感じ、鮮やかなデジタル山水画のようでめちゃくちゃ綺麗。

現代エンタメ=お堅さは少なく、むしろオタクの喜ぶ要素が満載。

米中合作のワーナーによるフルCGアニメーション。
最近の中国アニメ映画は基本的にフルCGになっちゃったが、クオリティが高いので日本と差別化してて良い気がする。

今作は日本でもアニメ好きには馴染みのある白蛇伝の前日譚となるストーリーをかなり現代風+エンタメ要素マシマシで創作している。

キャラデザもフルCGなのに日本の萌的なのが含まれていてかわいいし見やすい。
個人的に妖狐のお姉さんが断トツで好きだった。ヒロインよりかわいい。

ベースは白蛇伝ながらもいろんな要素を盛り盛りにしていてストーリーはとっ散らかっているが、ビジュアル面での世界観の作り込みが上手いので違和感なく最後まで見れてしまった。
中華ファンタジーの美しさを堪能できる。