NNN系列で放送されている『news zero』内で、「旧ジャニーズ性加害問題で『誹謗中傷』が続いている」という内容の報道が行われましたが、藤井貴彦アナウンサーのコメントに一部で疑問の声が上がっています。
◆藤井貴彦アナのコメント
誹謗中傷を繰り返す人の中には自分の投稿が誹謗にあたると思っていない人や言論の自由を大義名分として誹謗中傷を繰り返す人もいます。
しかしどんな背景の投稿であっても人としての最低限の思いやりがなければ、その一言で人が死ぬことがあります。
今被害者にとって一番大切なのは金銭の補償だけではなく、心の安定を保障することです。
発言は自由ですが自分の違和感を正当化するために、他人を落としめてはなりません。
無責任な一言は被害者を汚すだけでのみならず、発信者自身も汚されていくことを忘れたくありません。
◆疑問の声
「被害者への誹謗中傷やめてください」と言っていますが、ジャニーズタレントへの誹謗中傷も相変わらずです。ジュリーさん、東山さん、現役タレント達は全員被害者です。 彼らへの誹謗中傷にも目を向けてほしいものです。 まるで、被害者だけが、誹謗中傷されているように言うのは辞めてください。
「違和感を正当化するために他人を貶めてはならない」って…。「被害者の発言の矛盾についてはもう語るな」ってこと?よほど都合が悪いのか?
罪を犯していないジュリーさんやタレント達への誹謗中傷については、どういうお気持ちなのでしょうか? 一方だけの言い分を真に受けて、旧ジャニーズ側が何も言えない事を利用したやり方は酷すぎます。不謹慎ですがもしセクシー田中さんの原作者のような事が起きたら責任を取れるのですか?
では、実際に旧ジャニーズ関係者やファンにどのような言葉が向けられているのか…。
以下、その一例を紹介します。
ジャニーズ関係者とファンに向けられた誹謗中傷
・ジャーナリスト・松谷創一郎氏のPOST
・元「被害者の会」メンバー・志賀泰伸氏のPOST
・医師でありタレントでもある麻生泰氏のPOST
・一般のX(旧Twitter)ユーザーのPOST
出典:Togetter
被害者に対する誹謗中傷はあってはならないことですが、同時に加害者の周辺にいた人たちやファンに対しても許されることではありません。
マスコミは一方だけに配慮するのではなく、中立の立場で報道を行うべきではないでしょうか。